| 先日、人生におけるお金との付き合い方を考えていたときに、ある方から極めて重要な考え方を教えていただいた。
「金銭的な豊かさを得るために、どうすれば良いか?」
これは、誰もがその答えに興味がある質問ではないだろうか。
私はこの答えを聞かされ、自分のこれまでの振る舞いと重ね合わせたとき、衝撃的な気づきが得られた。
そして、その翌日からさっそくその考えに沿った発想と行動をしようと決めた。そして今、確かな手ごたえとして、その価値の大きさを実感した。これはまさに、私の人生を物凄く大きく変えるパラダイムだと思っていいる。
では、その答えは何か?
そう、タイトルの通り、
「その価値を最大化し、その価値を認めてもらう工夫をすること」
である。
言い方を変えれば、
1)「今、あなたがやろうとしていることを、さらに価値あるもの
にするために、何ができるか?」
2)「今、あなたがやろうとしていることを、ほかの人にも価値あ
るものにするために、何ができるか?」
3)「そして、その価値をその人に認めてもらうために、どんな
工夫ができるか?」
という3つの質問を、すべての行動をする際に投げかける、ということ。
これは、私たちが今やっていることを「資産」にする発想なのだ。「金持ち父さん貧乏父さん」によれば、「資産」とは自分のポケットにお金を入れてくれるものである。あなたを経済的、精神的に豊かにしてくれるものが「資産」である。
では、その「資産をつくる」ために具体的にはどのように考えたら良いのだろうか?
そこで、上記1)〜3)について順を追って事例を考えてみたい。
例えば、あなたが新規開拓の営業マンだったとする。
毎日何件も企業を訪問している。訪問して、受注することもあれば、没になることもある。どちらにせよ、次につながる展開はなく、その場で結果が出るような動きをしていたとする。
せっかくお客さんの(そして自分の)貴重な時間をつかって面談をするのだから、単なる商品説明で終わってはもったいない。そこで、1)〜3)の質問を投げかけてみる。
1)「今、あなたがやろうとしていることを、さらに価値あるもの
にするために、何ができるか?」
・せっかく面談しているのだから、面談そのものにコーチングを取
り入れ、その場で最低1つ以上、相手の悩みを解決してあげる目
標を持って営業に臨もう。そのためにコーチングの勉強を始めよう。
⇒商談の価値が高まる。
2)「今、あなたがやろうとしていることを、ほかの人にも価値あ
るものにするために、何ができるか?」
・せっかく沢山の経営者と面談しているのだから、どんな悩みを
抱えているのか、記録を残し、その悩みを克服した事例も集め
て、「問題解決レポート」をつくってみよう。それを営業先に
プレゼントすれば、お役に立てるのではないだろうか。
⇒あなたがこれから会う全ての営業先に価値を提供できる。
3)「そして、その価値をその人に認めてもらうために、どんな
工夫ができるか?」
・私の面談に価値があると感じてもらえるよう、後日、コーチング
レポートを送り、そのあと電話で確認をいれよう。きっと、
感謝されるに違いない。すると、下手に出なくても、対等な
立場でクロージング(受注)できるかもしれないな。
⇒「オリジナルなレポートをわざわざ送ってくれた」という
ありがたみを感じてもらえる。
何も考えていない営業マンよりも、あなたの価値が高まることは言うまでもない。
このように、営業活動1つをとっても、3つの質問でいろいろ価値を高める余地があることがわかる。そして、そのような質問と活動を繰り返していれば、結果敵にその営業マン自身の価値が高まり、経済的にも精神的にも豊かになることは容易に想像できるであろう。
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多くの人が気づいていない重要なことは、「価値を高めること」と「その価値を認めてもらうこと」は、全く別のスキルである、ということだ。特に日本人は後者のトレーニングを受けていないので、ヘタにやると押し付けがましくなったり、スマートでなかったりする。
日本は昔から工業製品を中心に「カイゼン(改善)」には定評があり、価値をさらに高めることにはトレーニングされている。しかし、日本独特の文化(おくゆかしさ、男は黙って・・・、など)からか、その価値をきちんと伝えることについては洗練されていないような印象を受けるのだ。また我々日本人はアメリカ人のように、プレゼンテーションの訓練を受ける機会が少ないことも、価値を認
めてもらいにくい原因の1つかも知れない。
「価値をさらに高める、価値をほかの人にも与える、そしてその価
値を認めてもらう工夫をする。」
それが結果的に、金銭的にはもちろんのこと、精神的にも豊かさをもたらす発想の原点なのだと気づくには、実際にそのように行動してみるのが1番であろう。
あなたが今行っている活動について、3つの質問を投げかけたら、
どんな答えを見つけ出せるだろうか?
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