かつてのモノ不足の時代には、家であれ美術品であれ「所有することが素晴らしい」という価値観が幅を利かせていました。しかし、モノ余りの現代では、所有することの価値観もかなり見直され、「所有して使用したほうが良いモノ」と「所有せずに、借りて使用するほうが良いモノ」があることに気づきます。例として、私の考え方を少しご紹介しましょう。
- 別荘→所有よりも借りて使用する。
リゾート地にセカンドハウス(別荘)を持つことに、かつては憧れていました。しかし、実際には不在時のメンテナンスに加え、滞在時の食事や掃除、洗濯などやる仕事が増えます。その上、買った以上「使わにゃ損」と、休暇が取れるとそこばかりに行くようになり、ほかの温泉やホテルに行くという選択肢が狭められます。そのため、今では行動半径を広げることを優先すべく、別荘を持つ魅力をあまり感じていません。(リタイアしたら別でしょうが)
- 本→借りるよりも所有する。
「本を図書館や人から借りて読む」習慣の人がいますが、私は断然、本は買って(所有して)読みます。私は読みながらペンでアイデアを書き込むからです。人から借りたものをそのようにはできないので、本は所有することを優先します。
- 映画のDVD→借りて、何度も観たいものだけ買う
レンタルで借りて、観る。そして何十本かに1本、「これは何度も観たい」と思える素晴らしい作品に出会うので、それはDVDで買って、その気分を味わいたいときに自由に楽しみます。返却の時期を心配する必要もないので、人に貸してあげることもできます。