こんにちは。ビジョナリーパートナーの和仁達也です。

2008年を締めくくるのにふさわしいセミナーを企画しました。
それは、院長とスタッフが席を並べて医院のビジョンを考え、意見交換をし、
そのまま来年以降の計画をつくりあげる
セミナーです。

講師のナビゲートに促されて、院長の信念やこだわり、
医療に対する思いなど、本質的な価値観をクリアに言語化し、
それをその場でスタッフと共有していただきます。
ぜひ、優秀なスタッフさんや右腕となる代診のドクター、
あるいは一番の相談相手でもある奥様と一緒にご参加ください。



なぜ、院長の“夢”や“希望”を、医院で共有する必要があるのか? そう思われた方もいらっしゃるでしょう。少しご説明しますね。

日頃、院長から断片的に言われた指示だけでは、
その奥にある院長の目的や狙いまではスタッフにはなかなかきっちりと伝わりません。
なぜなら一人で何役もこなす院長は、時間的・精神的に忙し過ぎて、
そこまで丁寧に噛み砕いて言っていられないからです。

しかし、表面的には前に言われたことと正反対の指導や指示を受けたスタッフは、
それを消化できずストレスを蓄積していきます。
しかも、それを解消するきっかけがつかめないまま、日々時間は過ぎていきます。
そしてそれが限界値を超えたときに、「院長、お話があります」 と辞めることを
決意した表情で声をかけてくるのです。

これまで多大な時間と労力、そしてお金を投資して
採用・教育してきた、かけがえのないスタッフ。
それがささいな行き違いや誤解が原因で退職されては、
たまったものではありません。それはまた、スタッフにとっても同じこと。
しかし、そのような現実をわたしは今までに何度も目の当たりにしてきました。

そこで、このセミナーでは院長のスタンス、考え方、将来のビジョンをクリアにし、
さらにその全体像をそのままスタッフと共有します。
その結果、日常に戻ってからの限られた会話からでも、
スタッフは院長の意図をくみ取れるようになります。

それにより、自分に言われていることと院長の本来の意図がつながるよう情報処理ができ、
感情のしこりがなく仕事に専念できる
ようになります。

それはしいては、優秀なスタッフの定着化にもつながります。
スタッフが気持よく働いている姿は、患者さんにとっても院長にとっても、
気持ちのよい環境を生み出すことでしょう。

さらにもう1つ、次の段階のこととして、スタッフが知っておいたほうが良いことがあります。
それは、医院に入ってくるお金がどう使われ、どれだけ残るのか、
という「お金の使い方」の知識です。

「お金のことなんて、院長だけがわかっていればいいのでは?」

と思われたかも知れませんね。たしかに一般常識では、
「お金のことを考えるのは、経営者の仕事」と考えられています。

しかし経済環境の厳しい今の時代、
実はそこに落とし穴があります。

なぜか?

スタッフは口に出すかどうかは別として、心の中では

「こんなに忙しく働いていて、売上もそれなりにあるはずなのに、
 なぜ自分の給料やボーナスに反映されないの?」

「もっと良い待遇にしてくれてもいいんじゃない?」

と思っています。

なぜなら、スタッフはある重要な事実を知らないからです。

それは、借金の返済や高額な設備のリース代、
忙しさに比例して増えるスタッフの人件費や教育費など、
目に見えにくいところで想像を超えるほどの
お金が必要であることを、スタッフは知らない

からです。

継続的に医院を運営していくのが、どれだけ大変か。
それを知らずにスタッフが要求ばかり突き付けてくるように感じる院長もいるかも知れません。
しかしそれは、スタッフのエゴというよりは、
実はお金の流れに関する正しい知識がないからでもあるのです。

このセミナーでは、「歯科医院でお金がどのように出入りし、
給料やボーナスはどのように分配されるのか」についても講師がわかりやすくお話しします。
院長がスタッフと一緒に聞いていただくことで、「院長VSスタッフ」の対立の図式から、
「院長&スタッフ」という協働のスタンスに自然と移行できるようになる
ことでしょう。

実はこのセミナーは、今年2月に一般企業向けに開催し、大変好評をいただいた内容を、
歯科医院向けにアレンジしてお届けします。
そこで、2月開催時のセミナー参加者の声をご紹介しますね。

セミナー後に数名の方に「参考になった点は何か?」「明日から実践しようと決めたことは何か?」
をインタビューした音声(約3分)は、こちらをクリック。
今までも会社のミッションやビジョンは作成してきましたが、
今日のセミナーを受講して、まだまだ掘り下げ方が足りなかったことを痛感させられました。
あっという間の5時間で、大変勉強になりました。
和仁さんのセミナーは2回目の参加ですが、むずかしい内容を大変わかりやすくご説明いただき、
次も機会があれば是非とも参加したいと思います

株式会社オカベ 代表取締役 岡部学さま

とってつけたようなミッションやセルフイメージなどでは違う違うと感じていました。
まだまだ掘り下げる必要はありますが、心の奥底から出てくる言葉を自分自身キャッチできたと信じております

Beeパートナーズ社労士事務所 代表 吉岡規子さま

ビジョン(何年後にどうなりたいか)の部分とカンパニースピリッツの部分が
いつも微妙にズレていて居心地が悪く、作るだけ作って活用出来ていなかったのですが、
それは自分がhaveからスタートしていたからだ、ということに気付きました

TTさま

スピリッツ、ミッション、セルフイメージがハッキリできて良かった。
整理して自社のクレドにも反映したいと思います。
キャッシュフロー表は誰でも使えそうなので、さっそくやってみます

株式会社リアライズ 吉田泰啓さま

ビジョンが立てられず困っていました。キャッシュフローが大切なことが、今回よく理解できました

歯科医院 KIさま

研修の内容とは関係のないビジネスアイデアを思いつきました。
これもビジョナリープランの1つの効果だと実感しました

SOさま

自分の進むべき正確な方向性を見つけることが出来ました。3年後、5年後が楽しみです

歯科医院 TNさま

1つ1つは何となくわかってる気になっていても、どの順番でどこをポイントに進めていけばよいか、
整理が出来てとても良かったです。一歩進めたことで、自分で深堀りできそうです

建設業 JTさま

カンパニースピリッツ、パーソナルスピリッツを書き込み考えることが、
今まで漠然としていた会社、自分の思いが表現したくなった。
会社に帰り、従業員に説明しやすく目標(ビジョン)が明確になったし、考え方がまとまった気がする

南砺電気株式会社 木本和彦さま

資格ありきの自分、ではなく、自分ありきの資格、としていかないといけないと思いました

KKさま

このセミナーで得られる3つの成果物
今回のセミナーは、院長の“頭にあるイメージを目に見える形にする”ためのセミナーです。
具体的には次の3点の作成を通して、目に見える形に表現していきます。
1.医院のこだわりをシンプルな言葉にするカンパニースピリッツ

我々が実際のコンサル現場で使用している「6つの質問」に答えていきながら、
「医院のこだわり」を一つの短い言葉(カンパニースピリッツ)にまとめていきます。
様々な問題や課題に突き当たった時も、
このカンパニースピリッツがある事で判断に一貫性が生まれます。

たとえば、新人の採用面接で、医院が求める人物像を伝えたり
医院の考え方を伝える際には、そのまま利用できます。
経営者として一貫性を持ったリーダーシップを発揮する上で、
非常に重要なものになるでしょう。
2.医院の目指す姿をビジュアル化するビジョン・シート

医院の年間課題、売上目標、人材、設備対策など「7つの視点」で、
ビジョン達成のために何をしなければならないのか?を具体的に描いていきます。

たとえば、ホームページの制作や、医院のリニューアル時など、
業者に医院の目指す姿を説明してイメージを共有化する際に、大変便利なツールです。

どなたでも一定レベル以上のビジョンが描けるシートを使って行いますので、
5時間のセミナーが終了した時には、かなりの確率で表現することが出来ていると思います。
3.お金の流れが「見える化」されるキャッシュフロー計画表

夢溢れる立派なビジョンが「絵に描いた餅」にならないよう、
お金で裏付けをするツールです。
お金の流れの全体が見通せるからこそ、
納得感のあるお金の使い方ができるようになります。

これ1枚で、常に数か月先のお金の動きを読めるため、銀行に対する信頼が増し、
また、拡張や移転・大型の設備投資の判断にも納得感が倍増するでしょう。

また、スタッフを採用するときやボーナス枠を決めるときの基準も持てるようになります。
結果的に、院長は銀行通帳も試算表も見なくても、これ1枚だけで本業に専念できるようになることでしょう。

このセミナーの定員は100名です。
11月27日現在、院長17人、スタッフ72人の計89名が申し込まれています。
(残席は11名です)

スタッフがたくさん参加している点が今回の特徴なので、
他の医院のスタッフとも休憩時間などに交流を持つなど、日常ではできない体験も楽しんでいただけます。

スタッフに声をかける際は、
「医院の将来を考えるためのセミナーだけど、あなた(スタッフ)が仕事にやりがいや
 楽しさを見いだせるヒントもある内容だと思うから、一緒に参加しよう」
と誘ってみてはいかがでしょうか?

スタッフを全員、セミナーに参加させないとダメでしょうか?
いえ、全員参加は理想ですが、
リーダー格のスタッフだけでも効果は十分です。
翌日以降、さらに心強い協力者となってくれるでしょう。
あるいは奥様と一緒に参加されるのもお勧めです。
二人の間に共通言語ができて、
公私ともにコミュニケーションが円滑になる効果が期待できます。

もちろん、「ビジョンづくりははじめてで自信がない」という場合は、
今回は院長ひとりで参加していただくことも、大きな一歩になる
と思います。

2009年の年始に、スタッフに対して今後の方針や医院の軸を自分の言葉で話せるようになるための
「事前準備」
として、このセミナーをご活用ください。

そんなセミナーの講師を務めるのは、わたし和仁達也です。
わたしは、10年前にコンサルティング会社を立ち上げて以来、
一般企業も含め、数多くの歯科医院の個別相談に乗り、
セミナーを行ってきました。
詳しいプロフィールはこちら

このセミナーでは、これまで経験したことを凝縮して、
出し惜しみなしでお伝えします。

ここまで読まれて、いくつかの不安を感じておられるかも知れませんね。1つは

「本当に5時間でビジョンがつくれるのだろうか?」

という疑問です。

実際、「いい話を聞いた」で終わり、なかなか結果にはつながらないセミナーは多いです。
それは、考え方はわかるけど、何からやっていいかがわからないから。
そして最大の理由は、すべてセミナーの翌日以降で考えようとするからです。
わたしたちは1日過ぎると、「あの情熱はどこに行ったのか!?」と不思議なぐらい、
モチベーションはいとも簡単に下がります。
そして、また今までの平凡な日常に埋没してしまうのです。

それだけ、きっかけを自分でつくるのは難しい ものです。
よほど強い動機、理由がない限り、自ら行動を起こすことはない。
そう思って、間違いないでしょう。

そこで、このセミナーでは「何から手をつければよいか」の手順を伝えた上に、
「具体的なツール(ワークシート)」もお渡しします。
そして、セミナー中に考え、シートに書き込み、スタッフや他の医院長と会話を交わします。
つまり、このセミナー時間内に半強制的に「実践するきっかけ」までつくってしまおうという訳です。

個別の医院でスタッフ向けに研修を行ったりミーティングを行ってきた経験からも、
「はじめのとっかかりは、自分ひとりで考えるよりも、皆で一緒に考え、
ほんの10分だけでも手をつけたほうが、あとがラクでスムーズにいく」ことは実証済みです。
その意味では、このセミナーの演習の進め方自体も、
おそらく院内ミーティングのヒントにしていただけると思います。

さらにもう1つ、こんな不安もお持ちかも知れません。

「基本的に、このセミナーは経営の話でしょ。
 はたしてウチのスタッフが、ついていけるのだろうか?」


今回のセミナーはスタッフも院長と共に同伴していただくことで、より成果が得られるものとなっています。

日頃、我々がコンサルティングの現場で頻繁にお聞きする院長の声に、
スタッフ自身も目標を設定し、仕事にやりがいを感じてもらいたい』というものがあります。

今回のセミナーでは、そんな院長のスタッフに対する思いにもお応えできる工夫を盛り込んであります。

それは、『スタッフ自身の個人ビジョンの策定』も出来る内容であるということです。

スタッフ用のワークシートを院長とは別に用意してありますので、同伴のスタッフには、
そのシートを使って、“自分自身の目標設定”を行ってもらおうと考えております。

もちろん、いきなり目標設定と言っても、「何を書いていいのかが分からない」というスタッフも多いでしょうから、
講師のわたしが、具体的な“目標設定の仕方”をレクチャーさせていただきます。

このセミナーがきっかけとなり、スタッフにも“目標を設定することの目的と効果”を体感してもらいたいと考えております。

さあ、ここでこのセミナーで得られる3つの成果をおさらいしましょう。
(1)院長が理想とする医院のビジョンや軸が言語化されてクリアになる。それによって、日々の仕事に迷いがなくなる。(2)ビジョンとお金を両立させるための考え方や具体的な方法論がわかることで、漠然とした不安が解消される。(3)それらをスタッフと共有できる。その結果、スタッフは院長の意図をくみ取りやすくなり、医院の向うベクトルがそろうきっかけとなる。

最後に、このセミナーの参加費についてご説明します。
相応の意気込みのある方なら、躊躇なく参加できるリーズナブルな価格にしようと考え、
院長は29,800円、
同伴されるスタッフさんはさらにお値打ちに10,500円(共に税込)
とさせていただきました。

向上心の高い方が参加されるので、セミナー後もビジョナリープランを一緒に策定した他院との交流で
士気を高めあえると、なおいいですね。

今回のセミナーの詳細について
日時: 平成20年12月23日(火・祝日)13:00〜18:00
※30分程度の延長の場合あり
会場: 財団法人広島県女性会議 エソール広島
(JR広島駅からタクシーで10〜15分程度)
●住所:広島市中区富士見町11番6号
●TEL:(082)242-5262
● FAX:(082)240-5441
http://www.essor.or.jp/index.htm
参加料: 1名様 29,800円 (消費税込)
※同伴される2人目からのスタッフは、10,500円(消費税込)。
支払方法: 代金引換宅配にて参加証を郵送し、
それを受け取り時に参加料をお支払いいただきます。
定員: 100名
※先着順ですので、定員となり次第締め切りとさせて頂きます。

なお、開催2週間前の2008年12月9日(火)までは
キャンセル料は発生しません ので、
まずはお席の確保として、安心してお申し込みください。

あなたが既成概念にしばられず、
心が奮い立つビジョンを追いつづけられることを願っています。
会場でお会いしましょう。



株式会社ワニマネジメントコンサルティング ビジョナリーパートナー 代表取締役 和仁 達也




追伸
もしあなたが、「そろそろ来年度のプランをつくりたい」と考えておられるのであれば、
余計な回り道をするよりも、このセミナーに5時間と3万円弱の投資をされた方が、
時間もお金も節約できると思います。

<お申込方法>
当セミナー参加をご希望の方は、
下記ボタンからお申し込みフォームにアクセスし、お申し込みください。
事務局から自動返信メールが届きます。

後日、代金引換宅配にて参加証を郵送し、
それをお受け取り時に参加料をお支払いいただいて、
正式申込み完了となります。