| 本をつくりました。開業以来、毎月書き続けたワニレポが3年分たまったのをきっかけに、1冊の本にまとめてみたくなったからです。自費出版の場合、コストもかかるし、それなりにまとまった冊数をつくらなければなりません。「本当に、そんなに多くの人たちに読んでもらえるのだろうか」「採算割れになってしまうのではないか」など、いろいろな不安が頭をよぎりました。
通常、私の仕事の仕方は「ゴールを決めて、それを逆算して」動きます。なぜなら、ゴールが明確でなければ、途中で挫折したり、成果を評価できなかったりするからです。また、ゴールが不明確なためにまわり道をしたり、非効率に二度手間なことをしてしまうこともあります。
しかし、この本をつくることについては、直感で決めました。「まあ、知り合いに配ったり、セミナーで販売すれば、それなりにさばけるだろう。それに、コンサルタントという目に見えにくい仕事をしているので、パンフレットがわりになるかも。」という感じです。
つくってみて、1ヶ月たった今、「やってみて分かった成果」がいろいろありました。
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親・親戚・友人に、私がどんな仕事をしているかを知ってもらえた。
(私の親は、いまだに私がどんな仕事をしているか、よく分かっていない) |
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クライアントに、私の考え方を再確認していただけた。 |
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クライアント以外の方にも、私のスタンスをお伝えでき、精神的な距離感が縮まった。 |
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読まれた方が、まとめ買いされ、知人にプレゼントしてくれた。 |
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出版経験のある方に、より魅力的な文章の書き方をする上での具体的なアドバイスをいただけた。 |
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日頃私が御用達にしている本屋さんで、販売してくれることになった。 |
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今後、まだまだ"思わぬ成果"が出る予感があります。ゴールからの逆算発想と同時に、一方では直感で動くことが、未知なる可能性を広げてくれることを改めて実感しました。
その両方のバランスが大切なのかも知れませんね。
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