( 『宇宙を味方にする方程式』 小林正観 著 致知出版社 P.31より引用)
この本を読んだとき、私はドキッとしました。私は出張がない日の朝、保育園に通う娘に着替えをさせたり、朝食後の歯磨きをしたり、たまに保育園まで連れて行くことがあります。その後に自分が仕事をする予定があるので、動かずにウダウダしている(ように見える)娘を見ると、じれったくなって、「早く早く」を連発してしまいます。
週末は週末で、旅行や外出の予定を朝早くから入れていたりして、やはり「早く早く」とせかしてしまう。
でも、考えてみれば「早く早く」を言い続けていて、楽しい人は本当は誰もいないんですよね。娘が自分で考えるひまも与えないほど、先回りして、「次はズボンを履いて」「じゃあ、朝ご飯食べるから、椅子に座って」と誘導し、ときには力づくで履かせたりするのですが、保育園の先生によると「プールに入ったあと、自分でタオルで身体を拭けるし、服も自分で着ている」そうな。
「じゃあ、僕がやっていることは、いったいなんだろう!?」と思えてしまう。
先日、4歳になった。1つ大きくなったことを本人もとても喜んでいた。
自分のペースに巻き込もうとしすぎていたのかな、とちょっと反省。
せめて仕事がお休みの週末だけでも、僕自身がボーッとして、娘の様子をただ見ているぐらいの余裕を持ちたいものだ。
今、それが私の今の、ちょっとしたチャレンジです。