( 『ウェブ進化論』 梅田望夫 著 筑摩書房 P.19より引用 )
インターネットを使うことで不特定多数とつながりを持つことができた恩恵は、わたし自身、独立してから痛切に感じています。今では、当たり前のようになっている光景、たとえば、
- 来週の会合で紹介される予定のAさんのプロフィールや日記(ブログ)を、事前にネットでチェックできる。
- 県外からビデオ教材の注文やセミナーの参加申込みメールが、ウェブ経由で入ってくる。
- セミナーに参加した人たちと、メーリングリストで同時に質疑応答ができる。
- 本の読者からの感想メールが出版社を介さず直接届き、こちらも簡単に返信できる。
- 自らメルマガやブログなどの媒体を持ち、表現の場を持てる。
などは、10数年前では考えられない奇跡の状況でした。そしてこれからの展開を想像してみたときに、今まで「チリ」のように思っていたモノの中にどんな可能性や価値が見出せるか?本書を読みながら、ちょっと想像してみました。たとえば、
- 仲間との飲み屋でのフリートークを録音したヴォイスファイル
- 社内のミーティングの光景を録画した動画ファイル
- 本の執筆やセミナー準備のために、アイデアを書きなぐったメモ用紙
- 機能的にレイアウトされたオフィス内を案内しながら録画した動画ファイル
その他、いろいろあるかも知れません。ビジネスとしてはありえないような、舞台裏を公開する、なんてことでも、お笑いなどのTV番組では当たり前。くだらないビデオでも300円払ってレンタルする人がいる今日。一度、遊び感覚でいろいろ考えてみては?