| 宣伝を「売るための手段」としか考えていないと、そういう間違いを起こしがち。宣伝というのは、商品を売る手段である前に、情報を正確に伝達するために行うものです。それを忘れてはいけません。したがって、誇大広告になってはいけないのはもちろん、控え目すぎてもいけない。その商品の魅力やメリットをありのままに伝えるのが宣伝の基本ではないでしょうか。
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(『人材論』
著者:樋口廣太郎 氏 講談社 p。157 より引用 )
企業であれば、当然自社商品をお客様に買って頂けるよう様々なPRをします。しかし、イチ個人として見ると「自分のことをわかってもらうための努力」をしている人というのは、どのくらいいるのでしょうか?
会社内で上司・部下のコミュニケーションがうまくいっていなかったり、場合によっては横の連携すら十分に取れていないことがよくありますが、原因の1つはお互いに「自分のことをわかってもらう努力」を怠っているのではないかな〜、という気がします。
これは「自分の価値観を押し付ける」とか「自分をより大きく見せる」こととは全く違います。お互いのことをより理解することで、仕事もしやすくなり、余計なストレスを抱えることが減ります。
しかし、自分のことをわかってもらうことは大変なことです。なにせ「外面と内面」があって、内面はナカナカ見えないからです。それを大切な人にわかってもらうには、やはりそれなりの努力が必要なのではないでしょうか。ときには誤解されることもありますし。
ここ数年、インターネット上でメールマガジン(電子新聞)を発行している人が急増していて、結構専門的な論文やユニークな切り口のエッセイが連載されています。共感できる情報を発信している人にはスポンサーがつき、購読者も増え、成長しています。その過程で人が人を呼び、ネットワークを広げているようです。
インターネットの文化ではこういうことが積極的になされているのですが、日常ではあまりそういう場面が見られないことも不思議です。日本人独特の控えめな発想から抜けきれないのでしょうか。これからは自分自身を適切に伝える(セルフ・プロモーション)能力がますます必要になると感じます。ちなみに、このレポートも、和仁が何を考えているかを少しでも大切な人にお伝えするための手段ですからね。
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